観月・盛っ凝り持ち手のトートバッグⅡ

今回の台風15号の爪痕、千葉県の長引く停電はとんでもなく大変な事になっていますが、被災の皆さまへお見舞いと、一時も早い回復をお祈りします。

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川面に移る中秋の名月・・・
帰り道にちょうど薄ら雲の間から顔をのぞかせた月、皆さんは、綺麗なお月様が見れましたか?
等々力不動にいくと必ず見て帰る季節の書
観月とは関係ありませんが、残暑残る秋、
不動の滝の下で涼を求めるこむぎです。

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前回の続き、盛っ凝り持ち手のトートバッグの投稿です。

外装が出来上がったところで内装作りに移ります

内装はミシン縫いで・・・

ホワイトのシュリンクレザーを使った外まとめのトートバッグ・・・手縫い糸も同色に合わせ、清楚に仕上げてありますね。
底革に縫い付けた底鋲替わりのドット柄の革鋲・・・まるにこだわった今回の課題です。
持ち手の根革に取り付けた、ウッド飾りも丸い木球を半分に切ったものを裏から3か所ネジ止して取り付けました。
内装の仕様は、外装は外装より派手で、先染めストライプ生地をつかって・・・
内装の底を20㎝ほど開けておき、見返し革の下に貼り込み、開けたところから中に突っ込んで縫い合わせます。最後に底を閉じて完成です。
持ち手の芯は、ガラ棒という15㎜の太さの丸手芯を2,5本分をほずいて、1本にまとめて中に入れてあります。
盛りに凝った丸手紐ということで「盛っ凝り持ち手のトートバッグ」となずけました。
大きめのトートバッグ、荷物をたくさん入れても手が痛くなりません。さらにショルダーもつけ、2wayにしました。
夏前には、出来上がっていましたが、夏用の白いトートバッグ、
として、教室通いに大いに活躍しています。
お疲れさまでした。