とても暖かな陽気の今日この頃、朝の散歩もパーカーでちょうどよい春の日差しでしたね…今年の富士山の積雪が遅いと騒がれていたようですが、ようやくいつもの真っ白な雪景色になり、足を止めて眺めてしまいます。肉眼では大きく見える冬の晴れた時期ですが、スマホの望遠なので今一パッとしない写真ですが、お許しください。
また、新型コロナ感染者も月曜の少ない検査条件ですが、3か月ぶりの百人台になり、少しはほっとしている方も多いのでは・・・でも緊急事態宣言が解除されたわけではないのですからね、今までと同じように十分に気を付けていきたいと思います。
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今回は同じ革を使用した、角つまみのペンケースと通しマチ外まとめ課題のTsさんの作品の投稿です。
アイボリーとネイビーの2つ同時の作成、裁断後の胴に角あて革を取り付け、前胴と背胴の間にファスナーを取り付けてから角あてつまみ部を縫い付けます。Tsさんの場合は、背胴は本体革をきり開き角あてなしですね・・・
片方の胴に玉縁の取り付けです。カーブがきついときは、その部分だけ縫い代の半分ほど3㎜ほど5㎜間隔で刻みを入れ曲がりやすくします。
中表に貼り、縫いはじめと縫い終わりの部分、口元から1.5㎝の所から玉縁が出るように外側に逃がし、縫ったらカットします。
ご夫婦おそろいのペンケースが出来上がりました・・・
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次は通しマチの課題、同じアラスカレザーを使ってのトライです。
裁断後に革一枚の部分のコバ仕上げ、各パーツにつくものを縫い付けます。このアラスカという革は、蝋を多く含ませてあるので糊付けが出来ないので先に縫い穴をあけておき、その穴を合わせながら縫い合わせてきます。
四角いシルエットのトートバッグ・・・かぶせ蓋付のアウトポケットがデザインポイントになっています。ポケットのふくらみは、ペンケースでやった角つまみの復習です
口元のとめは、隠しマグネットのつまみを付けた中ベロの取り付けです。中の荷物がわかりずらくしたいときに使います。
ペンケースと通しマチの作品・・・雪のように白く浮き上がった蜜蝋がアラスカの大地を彷彿させるかのよう、冬のこの季節にはとてもよく似合うおしゃれな相棒になりますね・・・。
蜜蝋が解けたり、糊が付きずらかったり、取り扱いが難しいですが、最後まで気を抜かず作り上げました。