手作り革巻ボタン・道具ケース

とても気持ちの良い秋晴れの中、こむぎの大好きな二子玉川公園に朝散歩に・・・公園中央
の階段を上がると1件だけぽつんと立つスタバカフェですが、平日はとってものんびりしています。
散歩の後は、かかりつけの動物病院で定期健診・・・
以前腸炎になり、それから半年が過ぎましたが、担当の先生も懸命に検診のすえ、とても元気になりました。
最近は、先生に会えると大喜びするこむぎです。

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久しぶりに道具ケースの投稿です。グリーンのヌバックを使ったSiさんの道具ケースです。同じ革を使った革巻のボタンが主張しています。

ヌバックは表側の銀面をサンドペーパーで起毛させたもので、銀面は残っているので、ベロアやスエードより革らしい表情が残る素材です。
上側の革を荒裁ちし、革を濡らして、巻きたいボタンにかぶせ、ヘラなどを使って型を取り乾いた後にボタン穴を開けておきます。
4つのボタン穴を開けた裏側の革にボタンをのせ、先に作った表の革とをサイビノールを使って挟み込むように貼り合わせます。

型絞りのようにしっかりと型だししなくても、表革と裏革をサイビノールで貼り合わせながら型だししていくと、ボタンの形がしっかり出てきます。

しっかり型を出し、サイビが完全に乾いたら、菱目打ちで穴を開けます。
周りを手縫いし、縫い糸の外側をカットしたら出来上がりです。

今回は、簡単に出来るボタンの革巻を紹介しましたが、買ったけど使わないものや、着なくなったジャケットやコートに付いていたものなど、利用出来たらいいと思います。 今回は道具ケースですが、バッグにも同じ革を使った革巻ボタンが付いていたら可愛いと思いますよ・・・