捨てマチ仕様のミニボストン

新年の教室は5日からと、今週初めからのスタートしましたが、早くも1週間になろうとしています。正月休みが9連休と長い休みのせいか、教室の出席率がいつもより高き会員さんの気迫のようなものを感じた気がします。

早く物つくりがしたいというあらわれですかね・・・皆さん、次に作りたいものの構想を張り巡らせているようです。

今日のこむぎの散歩に行った等々力不動尊、年初めの書は「初心」新年最初の心を大切に、という言葉を書いてありましたが、信念を忘れないようにと言われた気がしました。

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今回は、Miさん作成の捨てマチ仕様で作ったオータクロア風のミニボストンを投稿です。

デザイン後の原寸図面・・出来上がりも原寸図面しだいです。

捨てマチ部分の作成、横マチ下3方の長さ

ボンテックス0.6㎜ほどの芯に革をヘリ返し

横マチとなる部分に1.5㎝幅ほどの捨てマチという帯を作ります。捨てマチはバッグが自立するぐらい、しっかりした芯を入れます。

ベルトを通す穴の周りを縫っている写真ですが、3方についている帯が捨てマチ。

横マチと胴を中縫いするのと同じように捨てマチを縫い付けておきます。

丸手紐の作成
内装の生地に見付を縫いあわせて、
ソフトヌメなので胴をしっかりさせるために裏に圧縮スポンジを貼ります。
裏地を付けた横マチとと胴(通し身頃)

通し身ごろとなる胴と横マチに付けた捨てマチを合わせて本体の出来上がりになります。

かぶせ蓋の作成
前と後が分かれたかぶせ蓋を合わせての本体完成です。
オータクロア風のミニボストン
横マチの捨てマチ仕様で完成しました。かっこいいですね・・・
アフリカンファブリックを使った内装、フォフォクチュールオリジナルのネームを付けて・・・

捨てマチは色々なデザインに使えますが、中縫いしてひっくり返すとしわになってしまう革を使用したいときに使います、胴捨てマチを貼り合わせて外まとめで縫い合わせる仕様です。

今回のミニボストンは、丸手紐やかぶせ蓋などにもとても気合いが入っており、難しいところ満載と思いますがこのてのバッグは2本目とあり完成度が高い仕上がりになりました。

お疲れさまでした!