3・21『春分の日』、暖かい陽気に恵まれた・・・と言いたいところですが、
まだまだ寒い1日でしたね。
私が、バッグ作りを始めた25年前の春だったことを思い出しますが、
丁度、4半世紀たちました・・・。
長かったような、早かったような、職人としては、まだまだ半人前ですが、
この仕事をして、本当に良かったと思う今日この頃です。
* * *
Kjさんの2つ目の手帳カバーが出来上がっています。
ご主人の仕事用に、頑張ってバインダー仕様にて作りました。
贅沢に見開きにも革を使ったカード、名刺ホルダーも付きました。
濃チョコのタンニンなめし、グレージング仕上げで男っぽく仕上がりました。
Nさんの、ちょっと寄り道復習で作った、ヌメ革の卓上メガネケースです。
ケース作りは、蜜蝋ケースの復習、蜜蝋ケースの工程を考えると、とても単純です・・・。
最後に豚裏を落とし、口元を刺繍かがりで仕上げています。
Iさんがミシン縫いしているラウンドのケース・・・出来上がっていたものの、
ファスナーが気に入らないと、付け替えての縫い直しです・・・。
表も裏もミシン穴を合わせる高テクニック、仕事柄お手の物になってきました。
鮮やかな青の豚革に糊付けをしているTjさん・・・
マルチケースの胴裏にはる裏革、ヘラ使いもうまくなってきましたね。
Bさんは、ブックカバーに入り、コバの染料を決めています。
革が鮮やかなオレンジなので、慎重に試し塗り・・・いいですね。
Yさんの通帳ケースです。キャメルのオイルレザーに水牛角のトグルの紐止めです。
内装生地にはYサンらしいポップな大柄プリント生地です。
ファスナー仕切りの口元のバインダー革をピンキング鋏でカットしてありますが、
また、表情が違ってみえますね・・・。お疲れ様でした。
携帯の写真を見せて貰っています。
初めて作り上げた自慢の1作・・・バッグ作りとシューズ作りで大忙しのKさんです。
もの作り人生・・・どっぷりつかって下さい。
最後に持ち手を付ける丸カンを取り付けて出来上がり。
Ikさんのマルチケースが出来上がりました。
紺・白・赤でトリコっています。白のステッチも聞いていますね。
お疲れ様でした