3月9日から19日まで表参道ヒルズにて、行われている
「エルメス・手しごと」展に行ってきました。
鞍職人、皮革職人をはじめ、10種の職人による
デモンストレーション催事が行われています。
会場前に設置してある職人達の使うそれぞれの道具達が
重なり合い、一体となったエルメスの職人
手しごとが出来上がるという演出が出迎えてくれ、
これを見ただけで、楽しい気分にさせてくれました
1枚目の写真が、正面から見たところです。
皮革シーンだけを抜粋しましたが、初めにパネルスクリーンによる、
デモンストレーションに目が奪われました。
職人の使う道具が、ディスプレイにも心が躍ります・・・
上が、皮革職人の使う道具で、下が鞍職人の使う道具たちです。
なんと、鞍を縫ってある蝋引き糸が教室で使用している
手縫い糸と同じにはびっくりしました。
鞄の方は麻糸を使用しています。
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皮革職人によるデモンストレーションです。
今まで、色々な工程を参考にしてきましたが
それでも新しい発見があります。
丈夫なつくりで代表されるサドルステッチで丁寧に作られた鞍・・・
「エルメスの原点」です。
美しい鞍を作る情熱が伺えますね。
鞍職人のデモは一休み・・・目打ちや錐の道具たちも
一つのテーブルできちんと休憩中でした。
こんなシーンが見れただけでも嬉しいですね。
スカーフの最後の工程の縁かがり職人・・・
端を内側に巻き込み、糸が見えないようにかがる手仕事です。
この技法の収得には、少なくとも12か月の鍛錬が必要だそうです。
手袋職人
人肌のように柔らかいレザーを使った手袋、強くて頑丈なのがエルメスだそうです。
計算しつくされたパターンによる裁断・・・美しいですね。
時計職人による、時計バンド
ムーブメントの組み立ても興味深かったですが、
こやはり、ここは皮革物で・・・
まるで洗濯物のよう干してあるベルトたち、
こうやって並ぶとたのしいですね。
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告知が遅いですが、3月19日日曜まで表参道ヒルズで開催やってますので、
時間があったら是非見に行かれて見ては
http://www.maisonhermes.jp/feature/421339/
次の投稿にて、少しですがバッグ製作を投稿します。