7月に入り、暑さが増してくるこの頃、まさしく小暑の頃ですが、
今日の34度越えにはまいりましたね・・・
暑さの増したころ見計らったようにゲリラ豪雨が冷やしてくれた関東でした。
・ ・ ・
田植えの終わったころ・・・梅雨の晴間の青空
先週帰省した薩摩川内市の風景です。
田んぼの向こう、東シナ海を望む山々に、風力発電の風車が連なっています。
肉眼で見るとかなり大きく見えるのですが、人間の力を見せつけられます。
そして、その山を越えたところに、昨年秋に再稼働した川内原発があるのですが、
のどかな田園風景の裏側に隠れ、何もない錯角にとらわれてしまいます。
・ ・ ・
Snさんの1作・・・教室にあるサンプルを参考に、お客様の注文バッグにと作りあげました。
丸手の部分と、黄色の上のせの通しマチは手縫いです。
一本手の丸手は、バッグの口元をしぼめる為にピアノ線のワイヤーを入れて丸く形成してあります。
革巻きの美錠は手慣れたもの・・・
シンプルですが、やや手の込んだバケツタイプのバッグです。
自宅工房での仕上げ完成だったので、Snさんらしい写真を頂きました。
Kmさんはご自分用のブリーフケースを作成中・・・
持ち手部分を作成で、握る部分の表と裏に盛り上げを入れてあるために手縫いです。
Nさん、角つまみのマチ無しショルダーの作成、前胴部分が出来、ポケットの蓋を作っています。
迷彩の素材は、内装に使用するPスエードです。
Kmさんの外まとめトートバッグ・・・
身付けは、胴の延長での折り返しで、その身付けに持ち手を差し込んで胴に縫い付けます。
次に、両サイドTマチの底部を縫い付けて、表側の完成。
最後に、出来上がった内装を、折り返した身付けと合わせ、ぐるりと1週縫えばいいのですが、
ミシンの腕が入り、1週回して縫えるだけのスペースを開けておくことが、この縫い方の特徴です。
底の部分や、マチの部分、時にはファスナーポケット内袋のサイドの部分を開けて縫いまとめます。