10月の教室が終わった4週、
ようやく冬がやってきた様な肌寒い日が続きます、
雨降りが続いてますが、上がると革ジャンの季節到来ですかね・・・。
こむぎも冬支度、スカーフで固まったくだり・・・です(ーー゛)。
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Ysさんの研究作品のバインダー・・・
芯を何層にも重ね、箱式に開閉する仕様です。
凹ところを計算して芯を抜き、革を貼り込んでもきちんと折れるように、何度もテストしました。
マグネットも芯をくり抜き、隙間が開かないようと・・・
これも家具職人のこだわりですかね。
Kyさんはマルチケースの終盤、よこまちの取り付けです。
底の角の部分だけ先に穴をあけておき、胴と駄り合わせ、同時進行のもう一つのケース、上手くできましたか・・・。
残り頑張って下さい。
Osさんは、通帳ケースの、仕切りポケット部分の口巻き革の縫い付け、ここが終われば、表革と合わせて終盤です。
Tsさん、スキルアップ制作のヘリ返し仕様のショルダー・・・
表裁断が終わり内装生地の裁断、ヘリ返し仕様はパターンが倍近い枚数です。 頑張ってくださ~い。
K・Wさんの次の製作は、時計バンドです。
手持ちの、時計のベルトがくたびれ、自分で作ることに・・・
ベルトのコバは、シャツに色が移らないように顔料仕上げです。
顔料を塗る前に、コバ処理した面にFOKの色粉を塗付します。
初めてのお目見えですが、
色粉というのは、革コバが白い場合、コバ下地に塗る粉のことで、水に溶いて染めつけます。
焦茶と黒しかないのですが、コバニスが落ちても、革と同系色の色を塗っておけば、目立たないと
いうわけです。
溶き残しの粉が残らないようしっかり乾拭きして、顔料を塗って行きます。
Kmさんは革漉きの練習 ・・・ 「会社でも出来るようにならなきゃ!」
Snさんも革漉きを終えて・・・「ん~こんなもんかな!」
このところ、教室でも漉き機を使う会員さんが増えてきました。
革漉き機の刃研ぎの様子です。
火花の根本あたりでグラインダーで砥いでいます。
いつでも切れ味のよい刃でいてくださいよ・・・。