6月教室・Ⅰ リメイク丈詰め

6月の教室も1週目が終わりましたが、

今日から関東も梅雨入り宣言がでましたね。

空梅雨になるとかそうでないとか・・・

雨降りの外出は嫌ですが、必要な雨は降ってほしいですね。

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久しぶりですが、トートバッグの丈詰めリメイクを

投稿します。

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25年以上前、自分にご褒美で買ったモノグラムのトートバッグ、

見た目に使えなくなったので、処分する前にリメイクできることを知り

持ち込まれました。

トートバッグの口元が折れてモノグラムPVCの表皮もはがれてきています。

こ丈が長いトートバッグは、肩にかけたまま物を出し入れすると、お折れてしまうんですね…(*_*;

 

ちょうど折れたあたりの下から、カットして丈を詰めて見栄えを良くするリメイクです。

最後に口元をバインダーを巻く部分を残さなくてはならないので、

ベルトの尾錠の位置を下げる為、ベルトもカットしてもともと空いている

ピン穴分をカットして尾錠位置を低くしますが、剥いだところは、サル革で隠れるわけです。

 

このころの内装もPVCコーティングの生地を使っていたため、ベトベトになっているので、

ポケットの口枠の革だけを外し、全部作り変えです。

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今回はヌメ革を取り換えたのは、口元のバインダーだけなので、色が変わって見えますが。

すぐに色濃くなって、違和感はなくなると思います。

PVCやヌメ部分もクリーニングしての出来上がり、

これでまた、思い出とともにしばらくは使えそうですね。

 

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Nk さん、初めての丸手作成です。ヴィトンの丸手の仕様と同じ方法で指導していきますが、

難しさと、楽しさが同居するパーツ作りです。

革くるみの尾錠作りと外乗せの通しマチ作り

 

胴の縫い代の上にマチを貼り付け穴あけし、縫い付けていきます。

片方だけの貼り付けは縫いやすいですが、両方となるとちょっと大変な作業ですね。

出来上がり、口元が大きく開く、1本手のバケツタイプのバッグです。

  

持ち手受けの尾錠もオリジナルの革くるみ、背胴側に大きな段ポケット付きです。

そこから伸びる口留めのベルトの配色バランスがいいですね。

内装は、お手持ちのプリント生地を使ってのモチベーションUP

使いやすい口留の差し込み美錠がキラリ・・・です。

お疲れ様でした。