’19 7月教室Ⅰ・夏バッグ

ちょっと寒い日も続きますが、梅雨もあと少しの辛抱ですね。

久しぶりの教室風景の投稿ですが・・・本格的な夏を前に夏らしいバッグ、

Stさんの外まとめトートバッグの出来上がりの投稿です。

少し前に出来上がっており、ちょうどこれから持つのにばっちりなばっぐです。

胴のパーツが大きいので左右に切り分け、クロスステッチで縫い剥ぎします。背側は両サイド並行のサドルステッチです。持ち手は三つ折り、縫い目が中央に1本の簡単な作りですが、出来上がりは凝って見える仕様です。

前胴と背胴に持ち手を付けたら、底を繋ぎ、Tマチと言われる縦両サイドを縫い付け、10㎝ほどの両サイドの底をつまみ縫い付けます。簡単ですが、これでほぼ外装の出来上がりです。

内装はピッグスエード、これも夏らしい同色のターコイズブルーです。内装パターンはほぼ外装と同じですが、内側に入るので両サイドと底の部分で少し小さくします。内装の胴部分に2㎜厚のスポンジ芯を貼り、フワフワ感が出るように。スポンジは糊付けせず口元と両サイドのみ、両面テープで止めます。

スポンジを貼った内装を、外装の中に落とし口もと1センチほどを糊付けし、同革のバインダーを縫い付けての完成です。

かいつまんだ、大まかな流れですが、これからも同じ課題のバッグの投稿していきますので参考にしてくださいね。

クロム鞣しのシュリンクレザーを使っての外まとめTマチトートの完成です。 トートバッグは大きなデザインになりやすいので、軽さを重視して、教室では、バングラのタンニン鞣しの革か、このシュリンクレザーを使うことが多いですね。

今年の夏は、このバッグで楽しい時間を過ごしてください。

お疲れさまでした。