11月10日の早朝4時前に携帯電話のコールで起こされました・・・
時間帯からピンときた、今年の夏以降からおふくろの様態が悪く、
すぐに帰れるように準備はしていましたが、このコロナ禍では東京より簡単に
病院にも行けず、もどかしい日々を送っておりました。
しばらくは、実家の姉と電話とメールでの毎日、一時期よりは平穏な日々を送っ
ていましたが、この朝、享年90歳の人生に幕を下ろしました。
人の手を借りるような生活になってからは度々戻ってはいたのですが、
元気な時には、あまり帰らなかったことが、今では悔やまれます。
還暦を過ぎた私でもおふくろの存在は大きなもので、覚悟はしていたものの
やはり悲しい天使が舞い降りてきたようです・・・
無口で一方的なおやじには文句も言わず黙ってついてきたおふくろでしたが、
三人の子供たちには時には厳しくもありましたが、いつも笑って見守って
くれました。
今頃はそのおやじと一緒に天国から見守ってくれてることを信じて、
残りの人生を力いっぱい頑張ろうと思います。
富山から終の棲家としてここ薩摩川内に転勤してきて、その年に私が生まれ、
育ててもらった思い出はいつまでも残ります。
そして、変わらぬふるさとであることを願って・・・。