初めてのバッグはヌメ革で・・・

秋も深まりつつありますが、早や明日から10月が始まりますね・・・

夏が終わるのもさみしいものですが、コロナ前とはいかずとも今年の夏の人出も増えつつ元気な世の中になってきたようですが。後遺症のことを考えるとまだまだ気を付けなければならなと思う今日この頃です。

写真は、世田谷砧公園の散歩コースに咲く彼岸花です。このあたりの見頃は終わりましたが、今の時期はとても気持がよくこむぎの散歩で自転車を走らせます。

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今回の投稿は、だいぶ以前につくったHさんもヨコマチのバッグです。

初めてのバッグの原寸図面、出来上がりのサイズを決めます。
パターンを取った後、パーツの場所を決めながら型入れします。
組み立て前のパーツ(持ち手、根革など)のコバ処理をします。ヌメ革なので多く触るときは手袋します。
し身頃の胴は萩なしの1枚。面につけるものを取り付けていきます。背側のポケットですね・・・
持ち手の取り付けはカシメ留め
胴、マチそれぞれに菱穴をあけておき、穴を合わせながら縫っていきます。
段差が付いたところを、包丁を使ってフラットにならします。
次に豆鉋を使った面取りです。
かぶせ蓋は美錠のベルト止め・・・
背胴側、ハンドルの間に入れたポケット
マチに素押しでいれた、自身のブランドネーム・・・さりげなさがいいですね。

かぶせ蓋にウエーブが付いた、何となく70年代をにおわす、ヌメ革のミニボストンの出来上がりです。

ヌメ革で汚れが目立つのでつくりもできるだけシンプルにしました。

もちろん使っていく過程で汚れたり、ヌメ革特有の経年変化もあり、

出来上がった時のきれいさはなくなりますが、新鮮な味わいを楽しめるはずですね。

お疲れさまでした。