かなり脅威とされていた台風10号、九州の各地に爪痕を残して過ぎ去りましたが、被害に合われた方々にはお見舞い申し上げます。当初の予報より中心気圧も高くなり最小限に収まったと思います。私の故郷の薩摩川内は逆に中心に近かったためなのか、大事に至らなかったようですが、異常気象による大きな台風、これから毎年来ると思うと本当に困ったものですね。
関東もまだ台風の影響による大雨が来る予報と、まだ9月に入ったばかりこれからもやってくるであろう台風には十分な準備をしたいと思います。
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今回は、通しマチ内まとめのブリーフケースの投稿です。
Sさん、ある程度作れるようになったので、一度は恩返しをしておこうとお兄様の為に頑張りました。
パターン終了後型入れをして裁断していきます。
順序として、胴やマチに取り付けるパーツから作っていきますが、先ずは2枚合わせのハンドルから作っていきます。
ファスナー付きの天マチ部分、上から中身が見えないように胴の口元の前後に3~4㎝幅のマチの中央にファスナーを付けて開閉するトートバッグでは良く使う技法です。
課題である、通しマチの中縫いしてひっくり返したところです。
内装の胴にスポンジを貼って胴の中に落とし、口元を貼り合わせます。
口元に革バインダーを巻、縫い穴を開けるところ・・・バインダーの縫い穴は、作業台の上では開けずらいので、T字のかたちをしたアイアンのうち台を使うと開けやすいですね。
ショルダー付2weyのブリーフケースの完成です。ショルダーは調整可能のテープ使用、ナスカン付きで取り外しが可能です。
前胴には前段のポケット付き、正面からはファスナーの見えない作りです。
バッグが作れるようになったら、必ず作ってあげようと決めていたのでしょう・・・オール手縫いで惜しみなく時間を使い、北海道に住むお兄さんの為に頑張りました。
お疲れさまでした。