明日から12月が始まりますが、まだまだ暖かな日が続きます。気温のせいなのか、都内の紅葉もまばらで
今一パッとしない近所の公園の紅葉ですが、ひときわ目立つ1本のもみじの木がありました。
朝日を通す「裏紅葉」が綺麗でした。
・ ・ ・
今回のバッグは外まとめの通しマチにくり手の持ち手を施した Fさんの作品の投稿です。
胴型のサイズを決めるためにくり手から作っていきます。
Fさんお得意なスケッチ、手順を細かく書いています。
くり手に巻いた革を縫い、縫い代先の当たり止めのヘリ漉きをしておきます
くり手にかける革の幅を仮に作ってサイズ確認します。
幅が決まったら本番の胴とみつけを取り付けていきます。
くり手に巻く部分の胴とみつけを中縫いで縫い割ります。
中縫いした胴とみつけにくり手を挟んでしっかり糊付けします。
へらでしっかり押さえたと縫い穴をあけていきます。
持ち手を取り付けたら、あとはマチの取り付けの準備で胴の周りの縫い穴をあけておきます。
マチの取り付け・・・・縫い代部分にサイビノールを塗りながら貼り付けていきます。
胴とマチを貼りつけたあと、先に開けた胴の縫い穴を拾い、マチに穴をあけてます。穴をあけたら縫い合わせ反対側も同様に行います。
とてもシンプルなバッグですが、くり手とそれを取り付ける部分にとても気を使いますが、作りの
楽しいバッグです。
くり手の中の芯は、Fさんが真鍮パイプを自分で加工したオリジナルの芯が入っています。
紐の編み込みで作ったかごバッグを見たことがある方もいると思いますが、それのレザーバージョンですね。
とても丁寧に作ったくり手のピクニックバッグ・・・ベジタブルタンニンレザーがとっても合ってますね。
お疲れさまでした。