●7月教室・Ⅱ

鹿児島、奄美地方の梅雨明けが発表されましたが、

本州は、まだまだこれから後半戦、

外出の際は、傘をお忘れなく・・・。

台風騒動が終わったとたん、連日30℃越えです、

週末の教室へも汗だくで通って来ている会員さん達、

もの作りにはもっと熱が入っています。

・ ・ ・

玉縁入り小判底

Kさんのトートーバッグ、玉縁入りの小判底が縫いあがりました。

ひっくり返す前の、中縫いの様子です。

玉縁入り小判底  持ち手の盛り上げ 内装ポケット

楕円型の底を、昔のお金の小判と形が似ていることから、小判底と言いますが、

玉縁を入れることにより、角の丸がより綺麗に出ます。

持ち手は二枚合わせ、間に床革を入れほど良いふくらみを出して、

内装は、額縁仕様のファスナーポケット付き・・・口元で一緒にバインダ―まとめです。

絞り紐付きトート

某ブランドのデザインをそのまま作ってみたいとのこと・・・シンプルなものをいかに良く作るかが課題になりました。

途中、幾つかのトラブルがありましたが、気を抜かず完成させました。・・・お疲れ様です。

糊付け カッティング カッティング

Wnさん、糊付けがうまくなりました。細かいところは、小さなヘラで使い分けて・・・

Ngyさん、針ケースに移り、カッティング前にパターンを革にあててけがきます。

けがいた線のど真ん中を包丁を使って裁断していきます。

Tjさんは、蜜蝋ケースに移りました・・・このころになると、コバの仕上げや、糊塗り等

色んなことに慣れてきますが、この裁断は丸と曲線ばかりで、又新しい、物作りの世界を感じると思います。

横マチ セカンドバッグ

Tjさんのマルチケースは、セカンドバッグ仕様になりました。

蓋部分に鮮やかなイエローのPスエードをのせて個性を出しました。

柔らかなスエードの張りをもたせるのに厚手のスポンジを入れましたが、苦労したようです。

本体は、グレーのスムースレザー、蓋の色に負けないようにステッチをダブルにしています。

お疲れ様でした。

通用ケース 亀の甲ホック 内装仕切り

Ysyさんの通帳ケースも出来上がっています。

グレーのキップスムースにアンティークカラーの亀の甲ホックを合わせ、メンズらしく出来上がりました。

亀の甲ホックは、安っぽくなりがちですが、きちんとまとめたようです・・・。

内装には、以前から持っていた、アンティークのフアスナー・・・使える時が来て本当に良かったですね・・・。

お疲れ様でした。