●ダイヤモンドパイソンⅡ・縫い割り

ダイヤモンドパイソンのトートバッグの制作に入りました。

鞣し、仕上げた後の蛇革は薄く、裏貼りをしなければ、大きめのバッグには使えません。

生地を貼ったり革を貼ったりして厚みと強度を付けてから、取りかかります。

今回は裏貼りの革が裏地と共通になる様な仕様にしました。

 

 

裁断です。

蛇1枚(胴回り)ではバッグの胴判は取れないので前胴、背胴は各3枚剥ぎにして1枚の胴に仕上げます。

剥ぎ合わせが見た目綺麗になるよう、ダイヤモンドの柄合わせを考えて荒裁ち裁断をします。

   

荒裁ちした各パーツに裏地用の牛スエード革を貼り合わせ、本裁ちし、

剥ぎの部分を縫い合わせて、裏側の縫い代を左右に割っていきます。(割る前の糊付けは割幅を考え、はみ出さないように塗らなくては・・・。)

この作業を 『縫い割り』 と言います。

縫い割った後に剥がれて立ってこないように左右を縫いおさえます。

こうして出来上がったパーツをさらに繋ぎ合わせて胴やマチ、底としてのパーツを完成させていきます。

 底付け前の胴のパーツ

持ち手やポケット等の内装のパーツを取り付けますが、内装のポケットまでパイソンです。なんと贅沢な…。

これらを袋縫いとしてまとめて仕上げますが、ここからが本番のようなもの、気は抜けません。

それでは出来上がりは次回に投稿しますね・・・。