’19 1月教室 Ⅱ・Lam

1月15日、新成人の方、おめでとうございます。

新成人になられた方の3倍ほど生きている私ですが、

成人になってから40年余りが過ぎてしまったんですね・・・

夢中で、バッグ作りをしてきたことには間違いはありませんが、

新成人の方たちにとって良い時代になってほしいものです。

昨日行われた2019年度のどんと焼き、朝の散歩時に火祭り前の

どんどやしか見れなかったですが、歳神様のお迎えと見送る行事、

火のついた櫓を見るとなんだか、元気が湧いてきますよね・・・

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昨年の末にお知らせした、現代の職人たち展を見に行ってきました。

Lamブランドを展開するNmさん、日本伝統の大島紬とレザーのコラボでの出店です。

 

 

シルクの紬はとても薄く、取り扱いはとても大変で革との風合いのバランスを取るのに、

裏貼りの処理もとても手間のかかる作業です。

 

ご自身で考えたデザインや仕様の小物たちも豊富にありました。

全国の熟練職人に加わりつつも、とても充実した空気感が漂っていました。

これからの物つくりと活動の原動力になれたらと思います。

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Sdさん、通し身ごろ横マチトートバッグの作成の様子です。

革裁断、丸手の作り、根革を胴に取り付けたところ、

  

横マチと言っても、今回はマチの縫い代1㎝に胴を上乗せして外縫いする仕様、

マチの3方縫い代が綺麗に内側に折れるように溝漉きをしてあります。

一般の腕ミシンでは縫えない仕様なので手縫いでまとめます。

 

マチの縫い付けは、サドルステッチよりスムーズに縫える波縫いの1本針です。

ステッチデザインにもなりおもしろいですね。

  

内装は、口元にみつけ革だけを落と仕様、前後2枚のみつけ革を横でぬい割り貼り込んで、最後にミシンでまとめました。

 

淡いピンクグレーのキップを使って通勤用の軽いトートバッグができました。

このバッグの完成後、ご結婚を期に退会されたSdさん、

仕事も物つくりも精力的に行ってきましたが、これからも

ご家庭と仕事、そして物つくりと両立していけたらいいですね。

お疲れさまでした。