’18 4月教室・Ⅰ 無限の可能性

4月も半ば、関東の桜シーズンも八重桜が

最後の彩どりを見せて、終わろうとしています。

季節柄色々な草花が元気づいて癒してくれてますが、

 

かえでの新葉もあちらこちらで新葉を見せ始めていますね・・・

昨日の仕事帰りに、こむぎの散歩コースの岡本公園に、楓の鑑賞に

立ち寄りました。

街灯に照らされた新緑もとても綺麗で見入ってしまいました。

・ ・ ・

 

今年も、レザーメイキングにチャレンジと新しい会員さんたちが、入会されています。

教室を始めたころから変わらず、最初に作る工具ケースたち・・・

ここを巣立っていった人や、退会された人を含めるととてもたくさんの数を作ってきましたが、

どれ一つと同じものはありません。

同じではないということが良いということではなく。

物つくりには、「無限の可能性」があるということで、それに気付かせてくれます。

この道具ケースのボタンと針ケースは、コルク素材で出来ていて、

そのコルク素材ををメインに取り扱いバックを作っているKmさんの作品です。

既に市場にはコルクのバッグは出ていますが、これに着眼したという行動は面白く、

また、品質上素材の難しさが壁となって、やりがいが出てくることもあるでしょう。

 

現在色々な仕様パターンの課題でバッグ作りをしていますが、

バッグのデザインでも仕様の組み合わせでも、「無限の可能性」があることは同じです。

沢山のものを作らなければ、気が付かないことでもありますが、

そのことを思っての物つくりをするのとしないのでは、大きな違いが出てくると思います。

 

この道具ケースを最近作った人も、ずいぶん昔に作った人も、それぞれのビジョンをもって

入会されたのは間違いありません。

楽しいものつくりはもちろん、思いを形にするという言葉がありますが、

その思いをこれからみつけたい人もいるはずですので、無理をせづゆっくりと

考えてみても良いと思います。