4月も半ば、関東の桜シーズンも八重桜が
最後の彩どりを見せて、終わろうとしています。
季節柄色々な草花が元気づいて癒してくれてますが、
かえでの新葉もあちらこちらで新葉を見せ始めていますね・・・
昨日の仕事帰りに、こむぎの散歩コースの岡本公園に、楓の鑑賞に
立ち寄りました。
街灯に照らされた新緑もとても綺麗で見入ってしまいました。
・ ・ ・
今年も、レザーメイキングにチャレンジと新しい会員さんたちが、入会されています。
教室を始めたころから変わらず、最初に作る工具ケースたち・・・
ここを巣立っていった人や、退会された人を含めるととてもたくさんの数を作ってきましたが、
どれ一つと同じものはありません。
同じではないということが良いということではなく。
物つくりには、「無限の可能性」があるということで、それに気付かせてくれます。
この道具ケースのボタンと針ケースは、コルク素材で出来ていて、
そのコルク素材ををメインに取り扱いバックを作っているKmさんの作品です。
既に市場にはコルクのバッグは出ていますが、これに着眼したという行動は面白く、
また、品質上素材の難しさが壁となって、やりがいが出てくることもあるでしょう。
現在色々な仕様パターンの課題でバッグ作りをしていますが、
バッグのデザインでも仕様の組み合わせでも、「無限の可能性」があることは同じです。
沢山のものを作らなければ、気が付かないことでもありますが、
そのことを思っての物つくりをするのとしないのでは、大きな違いが出てくると思います。
この道具ケースを最近作った人も、ずいぶん昔に作った人も、それぞれのビジョンをもって
入会されたのは間違いありません。
楽しいものつくりはもちろん、思いを形にするという言葉がありますが、
その思いをこれからみつけたい人もいるはずですので、無理をせづゆっくりと
考えてみても良いと思います。