アリゼ・24H・アールヴァンキャトルというヴィトンボストンのリメイクです。
before
モノグラム素材にかなり余裕があるため、リュックとチェーンウオレットの2つの依頼です。
元の縫い代をそのまま使わなければならない部分もあるので雑把には、解体できません。
一目一目ステッチを外しての解体・・・大きくなると意外や重労働です。
今回は、リュックとウオレットの同時進行ですが、
2つのパターンをとり、型入れすると、まったく余裕がなく、ちょっと焦り気味・・・
できるだけ柄あわせもしなければならないし、
時間だけが、過ぎていく状況でした。
・ ・ ・
先に、面倒なチェーンウオレットからやっつけることに・・・
このポーチは、シャネルのマトラッセのポーチをもとに、
マチのサイズを広げてとの依頼でした。
マチ部分は、1枚では取れず、底の中心で剥ぎ合わせることに・・・よくあるパターンです。
ボストンのモノグラムには、裏に生地模様を施したゴム引きをしてあり、
かなりの張りを持たせてある為、全体には芯が貼り込めず、
ヘリ返し部分のみ2㎝幅ぐらいだけ芯を入れてのヘリ返し、
先ずは、内装、蓋裏とカード入れ部分からの着手です。
前胴部と一体になった、ファスナー袋部分とマチを組み立て、外縫いでまとめます。
背胴側にポケットを付けて、一体になったかぶせ蓋を作り、蓋裏部を貼りあわせます。
最後に前胴部につけたマチとの縫い合わせでボディの出来上がり、
ショルダーは、革紐を通したのチェーンを作り、
蓋裏のトンネルに通して、完成で~す・・・!
after
残りのリュックのほうは、次回の投稿にしますので、
良かったらまた、覗いてみてください。