会員さんの使用する、「TEMPESTI」 テンペスティ社のレザーが入荷しました。
イタリアンベジタブルタンニンレザー、トスカーナ地方の老舗タンナーの一つ、
エルバマットと言う、背中(ベンズ)部分の中央の良いところだけを使った贅沢なレザーです。
鮮やかなパープルレッドのカラーがとってもイタリアっぽいですね・・・。
色数が多いのも、この革の特徴で、気に入るカラーがきっと見つかると思います。
会員さんも、、最近目利きが良くなり革の見本帳を置いていると、購入意欲が湧いてくるようです。
このエルバマットと言う革は暑さが、2㎜ちょっとあるので小物に多く使用されますが、
1.7㎜~1.8㎜に大漉きして貰い、バッグにも無理なく使用できるようにしました。
出来上がりが楽しみですね。
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Ikさんのマルチケース、シロヌメと、キャメルのヌメのコンビがとてもナチュラルです。
汚れに気を使いながら、また、美錠の革巻きも伸びにくいヌメで大変でしたが、頑張りました。
Sgさん、前回作った通しマチのショルダーバッグ、サイズ違いで同じ物の作成に入っています。
同じものを作る事が一番上達するんですよね・・・。
ラウンドファスナーケースをミシン縫いで挑戦のNさん内装を財布仕様にして、前後同じカード入れです。
その内装のカード入れ部分にファスナーを貼り付けて表を貼っていきます。
後一息、頑張って下さい。
Hyさん、通しマチ中縫いの課題、トートーバッグの前胴が出来上がったようです。
ヘルメットバッグのような大きなポケットを付けました。
ポケットの下部は、切り替えで袴をのせて一緒に縫い付けます。
Ngさん、なにやら革に、丸く削った床革を貼り付けています。
表革と裏革の間に盛り上げを挟んでポッコリふくらみを出します。
小物メインに、勉強に来ているIhさん、ご自身で制作販売をされていますが、
デザイン画から原寸図面を作成し、それに基づいて、出来上がった初めての二つ折りの財布、
裏無し1枚革仕様、手縫い菱目の目数からサイズをとって図面を書きパターン取りしました。
お疲れ様でした。