ビッグクロコと大蛇(スネーク)のコラボバッグです。
主にエキゾチックレザー「爬虫類系」の製品を取り扱うショップからのオーダー、
胴版がクロコで、マチをスネーク使いしたデザイン・・・コロンと丸みのあるトートバッグです。
カラーは、どちらもチョコのマット仕上げで、ニコチンとも呼ばれています。
革全体が柔らかく、実物は見たことはありませんが革ジャンなどの衣料革にも使われるそうです。
同サイズがかなり大きいので、両サイドのバッグの動きに合わせての切り替え、
時間の経過で、くったりしないように各パーツごとに
ダブラーという不織布芯を貼りしっかりさせます。
優しさを出すために丸手の袋縫いと角カンにも革を巻きました。
返し丸手の作り方を少々紹介します。
丸手の筒を縫い割した後、糸をかけてひっくり返し、丸手芯の回転紐をひっぱり通しての持ち手作り・・・
最後の工程で、カンに丸手付け根をかけて、縫い止めしての完成ですね。
内装は、フルカバーの天ファスナー仕様・・・
胴脇の切り替え部に角カン受けの革を挟み込み、ひだ状にしてあります。
以前にも作った、クロコのうろこを使ってのチャームを付けて・・・
やっぱりリアルのクロコは雰囲気が違います。