『ラウンドファスナーのケース』
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専用ではないですが、ipadの入るサイズにしました。
教室のカリキュラムに取り入れられるよう手縫い仕様です。
大きさが決まったら、周り1週の長さをとり、前後の胴版の継ぎ革マチと
ファスナーを繋ぎあわせ、周り1週のマチを作ります。
サイズは違いますが、よくあるラウンドファスナーの財布と外観は同じで、
ファスナーの両サイド7~8㎜が縫い代になるわけです。
表胴と同じパターンで裏の胴を作りポケットなどの内装を作り、
ファスナーマチをとりつけてます。
ここの作業が見栄えの良し悪しを決めるポイントになると思います。
ipadケース仕様にしたので、スポンジを胴革の裏に貼り、
クッション性をよくしました。
最後に表の胴革を裏胴のふちに合わせて貼り、表と裏を同時に穴をあけますが、
貼り合わせ前に、表の胴革だけに縫い穴をあけておいてもいいでしょう。
後は、前後とも1週縫って終了です。
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このラウンドのケース・・・サイズを変えれば、小銭入れや、キーケースなど
いろいろなケースに用いることができるので、覚えておくと、
物つくりの楽しみが増えること間違いなしでしょう・・・。