イタリア植物タンニンなめし革協会のマーク及びタグです・・・
なめしの全工程がトスカーナの中で行われたことを示す証しです。
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この植物タンニンなめしは14世紀からイタリア・トスカーナ地方に伝わる製法で
栗やミモザなどの樹皮、枝、幹などから抽出したエキスを使ってなめし、
ベジタブルタンニンなめしとも呼ばれています。
動物の皮を裁断、染色、加脂などの多くの工程を経て
約40日間程で高級な皮革素材に生まれ変わります。
反面、多くは安価で効率の良いクロムなど、環境にはよくない
化学物質による鞣し剤が用いられています。
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植物タンニンなめし革は、高級鞄からブーツ、カジュアルバッグの付属革や小物など、
多くに使用され、皮革好きの人々に親しまれています。
最近はこのタグを付けた製品がショップにも並びはじめ、付加価値を高めています。
又、皮革部門として、エコを代表するものと思います。