イタリアン タンニンレザー

今月の中旬ごろ、革屋の展示会に行ってきました。

テンペスティというイタリアのタンニンレザーを取り扱う

(株)グラムスさん、時々革を分けていただいていたので、まだ

触ったことのない革の展示もあり、購入を兼ねてみてきました。

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TEMPESTIの定番レザー

オイルをたくさん含んだタンニンなめしを代表する革です。

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グラムスさんオリジナルのバッグや小物、

やはり、オイルを沢山含みおもたくなるので、小物がメインです。

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手のひら型のタッグ・・・最近バッグにつけられ販売されているのを見かけます。

ゆっくりと時間をかけて、化学物質を一切使用せず、

植物性タンニンのみにより鞣されたことを保証するタッグです。

色鮮やかなカラーサンプル・・・さすが本場ですよね。

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銀面がひび割れた加工・・・新素材にも手を抜きません。

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『TEMPESTI社について』

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数多くのタンナーが集まるトスカーナ地方の中でも、植物性タンニン鞣しの

誕生地とも言われるサンタクローチェ地区にある老舗タンナーです。

現在のTEMPESTI社の設立は1946年ですが、創業は100年を

さかのぼり代々伝統的な鞣し製法を引き継いできました。

また、

TEMPESTI社は1994年に設立された「イタリア植物タンニン鞣し協会」の

発起人でもあり長年に渡りラグジュアリーブランド等へレザーを提供しています。

『原皮の特徴』

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競合社の多くはすでに切り分けられた状態のショルダー部分の原皮を

使用していますが、TEMPESTI社は原皮を丸々一枚の状態で仕入れ

自社工場にて切り分けします。

ショルダー部分は面積が一番多く取れ、長さを必要とする

ベルトや靴などに向いています。

肩から下のベンズ(胴)部分はショルダー部分より若干小さく

なりますが、原皮の中でも一番美しく、最高級と言われる部分でもあります。

『原皮原産国』

TEMPESTI社では主にデンマークなどの北欧諸国産を使用しています。

寒冷地で育った成牛はきめが細かく、油分が多いのが特徴で、

一般に最高級とされるフランス産より上質です。

(いただいた展示会資料より抜粋させていただきましたが、

また、いろいろな取扱いの革の紹介もしていきたいと思います。)