昨年のちょうど今頃、オーダーを頂きました。
今年も同じアイテムの2ウェイショルダーバッグです。
写真がすべてではありませんが、
革・芯・裏地・附属等を含めると50パーツ程の数です。
胴、マチ、底、蓋、それぞれ芯を抱かして組み合わせていきます。
一番手前の胴版には、スポンジを含め5枚の芯が入っています。
ただ硬くすれば良いだけではありません・・・。
フォルムをかたどる芯、そのフォルムが崩れないようにする芯・・と
大変なんです・・・
両サイドのマチを繋げる底、『分割通しマチ』にて組み立てていきます。
出来上がりのフォルムを考えて、ある程度の膨らみ(反り)がでるように
芯を貼り合わせてあります。
この仕様にて、良し悪しを決める一番の難関と言っても過言ではありません。
フォーマルにも兼用できる、ビジネス用のバッグ、
これで全国を飛び回り、仕事のお供をします。
目立ちはしないけれど、目に留まるときちんと主張してくれるはずです・・・。