●8月教室・Ⅲ

2~3日前までは、このまま秋になるのではと・・・

ようやく夏らしい天気になってきた今日この頃ですが、

やっぱり熱いですね。

少し外を歩くと汗だくです。

 

こむぎの散歩も、日陰の多い山側エリアばかりですが、

ここは、岡本の静嘉堂文庫の正面入り口の向かいにある、

有形文化財、旧小坂家住宅です。

岡本の山の手に建てられた住宅から山の斜面を降りるように

樹木の散策ができる、暑い日にはとても涼しく気持ちの良い

散歩コースです。

ここに行くまでと戻りが、また一汗書くのですが・・・”(-“”-)”

・ ・ ・

Ygさん、オールドバーバリーのボストンバッからケリーバッグ風に

横マチ仕様でリメイクしました。

 

ご自身が取り扱っている、ウッドのシートの材料を使ってのメイキングです。

かぶせ蓋などの動くところは、キャタピラー状にして割れないように切り替えてます。

もともとのウッドシートは、とっても薄く、1.5ミリほどのスピリットレザーを貼り厚みを出しています。

スピリットレザーというのは、屑革を紛散氏新たに樹脂で再生した革のことをいいますが、

本来の銀付きの革とはまったく違うものです。

もともと自作でバッグを作られていたのですが、品質の向上を目指し、日々奮闘中です。

パーツにするには、裏に革を張って厚さと丈夫さを保つようにしています。

投稿順が逆で、作成途中の様子ですが、元の材料を使ったのは、

チェックのPVCと金具のみで持ち手や胴ベルト、町下の切り替えは、

チョコのヌメ革を使っています。

 

 

Ikさんのペンケースです。

大体の方は大きく作るのですが、久しぶりに教室見本と同じに忠実に・・・

ネイビーのソフトヌメと、素あげヌメのコンビ、白ステッチで、夏らしさをだしていますね。

すくい縫いの復習もきちんとできたようです。

 

ウインズファクトリーの取り扱う、イタリアンベジタブルタンニン鞣しのクロコスタンプレザーです、

「リパリ」というレザーで、とっても型押しの雰囲気がよく、透明感があり美しいですね。

Fdさんの、通しマチ中縫いの課題でのトートバッグです。

本当は、濃グレーを探していたのですが、雰囲気の良い革がなく、

リパリの濃茶に行きつきました。

とっても高価な革なので裁断するには、とっても勇気がいるところですが、

クロコの柄合わせのほうが大変で気になり、型入れが決まると

あっさり裁断です。

ひっくり返すには、もっと勇気がいるレザーですが、

思い切っていきましょう。