’18 7月教室 Ⅲ 暑気払い

暑中お見舞い申し上げます。

7月も今日で終わりですが、

夏はまだまだこれからなんですよね。

なんだか暑い日が続いているので、

夏が長いような気がしますが、気のせいですかね・・・

休みだった昨日、暑気払いに等々力不動尊に行ってきました。

 

 

ここは、都会のオアシスともいわれる、等々力渓谷があり、

夏の暑い日の散歩にはとってもいいところです。

不動尊の境内には休憩所の喫茶があり、散歩の後に食べるソフトはとても美味しいです。

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Mさんの底マチの課題・・・ケリータイプのバッグに挑戦しました。

外装は波型の型押し、内装は1.2㎜程度のソフトヌメを使い、持ち手とかぶせ蓋の裏に若草色のヌメ側でのコンビネーションです。

 

持ち手や、外装の見える部分は一番細かいピッチですべて手縫いです。

これ以上にない大きなバッグで手縫いの量も半端ではありません・・・

 

胴のサイドに入れる玉縁のつくりや、内装の生地ポケット、裏ヌメの張り合わせはミシン縫いで

まとめます。

 

底マチは、前胴と背胴と横町×2をぐるりと横につなぎ、四角い底と縫い合わせる仕様です。

中縫いなので、返す前に木庭を処理し顔料塗します。

次は、かぶせ蓋の天の部分の厚みを持たせる革床を入れてるところです。

 

かなり大きなケリーバッグが出来上がりました。

 

革の色目がビビットなので蓋止めのひねり金具のニッケルとと自身のFOFOネームは銀の箔押しで、

クールにまとまっています。

内装ポケットに、コンセプトのアフリカンファブリックを一部使用して、らしさの表現しています。

教室作成の合間に、バッグオーダー依頼の仕事を持ち込み作りながらで、時間がかかりましたが

どうにか完成しました。

衣料メインのお直しのリメイク屋を営むMさん、たまにバッグの修理やリメイクも受けているので、

このバッグは、バッグオーダーの宣伝用でお店を飾ることに・・・

この後に自分用に作りたいと張り切っています。

作れるときに作らないと、やりたいことどんどんたまっていきますよね・・・。

お疲れさまでした!