’18 6月教室・Ⅲ ソレイユの窓

日曜日の教室の帰り、ドアを閉めて振り返ると、

雲は残るものの、とてもきれいな黄昏の空が広がっていました。

とても落ち着く青・・・

正面に三日月と雲に隠れていますが、金星が輝く、

ここから見る空はとても好きでマンションの名前をとって

「ソレイユの窓」と呼んでいます。

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Mwさんの中縫い通しマチの課題が始まって革の裁断に入り、型入れの様子です。

革の伸び目を把握して、また、伸びては駄目なパーツも把握してから

型入れしていきます。

 

先ずは、背胴からの作成、ショルダー紐を2本とハンドルを作り、バッグの背胴への取り付けます。

  

裏地の裁断を終え、前胴のポケットや胴裏、マチの裏などにそれぞれの裏地を貼り合わせ、

切り替えのある前胴も繋ぎ合わせて準備します

  

前胴、背胴に基型と同じ裏地を貼り、通しマチと本縫いで中縫いし、

その後にに2センチ幅ほどのバインダーを巻き、本縫いの縫い代の1ミリほど外側縫って、組み立て終了

  

最後に、ひっくり返して出来上がり、ひっくり返しと言ってもそう簡単ではありません。

バッグの底角から押し上げていき、革の折れ曲がったストレス部分に気を使い、少しずつ返していきます。

返した後は縫い代の仕上げ型出し、胴とマチの縫い合わせの部分をつまんだりおさえてりして、

均等なラインが出るように型出しします。

 

通しマチ、中縫いの課題でリュックサックを仕上げました。

比翼式にしたメインのファスナーと前胴に縦開きのファスナーポケットを付けた、

シンプルで使いやすいリュックサックです。

グレーカーキの素あげ調のオイルキップに内装をにとても派手なプリントを使って遊びごごろがでていますね。

背負ってワンショット!

山登りをされるMwさん、山登り用にはちょっとおしゃれすぎますかね・・・

胴とマチの中縫い以外は手縫いで頑張りました。

お疲れさまでした。